Xiaomi 14T Pro、Geekbenchに登場:次世代ハイエンドスマホの実力は?

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みなさん、こんにちは。スマートフォン業界で15年以上の取材経験を持つ鈴木です。今日は、Xiaomiの次期フラッグシップモデル「Xiaomi 14T Pro」に関する最新情報をお届けします。

先日、Geekbenchにこの新モデルのベンチマーク結果が登場し、業界内で大きな話題になっています。私も早速、詳しく分析してみました。

目次

驚異のGeekbenchスコア?

まず目を引いたのは、そのスコアの高さです。

  • シングルコア:9,369点
  • マルチコア:26,083点

「おや?」と思った方、さすがです。これらの数字、確かに驚異的ですよね。ただし、ここで重要な注意点があります。このスコア、実は最新のGeekbench 6ではなく、旧バージョンの4.4で計測されたものなんです。

つまり、残念ながら最新のスマートフォンと直接比較することはできません。でも、このスコアが「Xiaomi 14T Proがかなりの高性能機種になる」ことを示唆しているのは間違いありません。

最新チップ搭載の可能性

Geekbenchの情報から、Xiaomi 14T Proは以下のスペックを持つことが推測されます:

  • OS:Android 14
  • RAM:12GB(他のオプションもありそう)
  • プロセッサ:MediaTek Dimensity 9300+(8コア)

特に注目なのは、このMediaTek Dimensity 9300+です。これは、MediaTekの最新フラッグシップチップで、Qualcommの Snapdragon 8 Gen 3と互角以上の性能を持つと言われています。

私見ですが、Xiaomiがこのチップを採用したのは非常に興味深い選択だと思います。MediaTekのチップは以前は中低価格帯のスマートフォンに多く使われていましたが、近年は高性能化が進み、ハイエンド市場でも存在感を増しています。

カメラも大幅進化?

さて、スマートフォン選びで重要なのがカメラ性能ですよね。Xiaomi 14T Proのカメラ構成については、以下のような噂が出ています:

  • メインカメラ:50MP Omnivision OV50H(f/1.6、OIS付き)
  • 超広角カメラ:13MP Omnivision OV13B
  • 望遠カメラ:50MP Samsung S5KJN1

前モデルと比べると、特に望遠カメラの性能向上が目立ちます。50MPという高解像度センサーの採用は、ズーム撮影の品質向上につながるでしょう。

ただし、これはあくまで噂の段階です。私の経験上、カメラ構成は発売直前まで変更されることもあるので、最終確認が必要です。

発売時期は?

Xiaomi 14T Proは既にインドネシア、シンガポール、タイなどの認証機関に登録されています。これは、グローバル展開が近いことを示唆しています。

通常、こういった認証取得から実際の発売までは1〜2ヶ月程度。つまり、早ければ2024年9月頃には発売される可能性があります。

まとめ:期待大のハイエンドモデル

Xiaomi 14T Proは、最新のチップセット、高性能カメラシステム、そしておそらく大容量バッテリーを搭載した、非常に魅力的なモデルになりそうです。

特に、MediaTekのフラッグシップチップ採用は、スマートフォン市場に新たな競争をもたらす可能性があります。価格次第では、他社のハイエンドモデルに大きな脅威となるでしょう。

日本市場での発売については現時点で情報がありませんが、個人的には期待しています。Xiaomiのグローバル戦略次第では、日本でも手に入れられる日が来るかもしれません。

スマートフォン選びの参考にしていただければ幸いです。最新情報が入り次第、また詳しくお伝えしていきますね。

鈴木健太(スマートフォン専門ジャーナリスト) 2024年7月26日

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