中国発の新たな噂によると、AppleがiPhone SE 4の背面筐体製造プロセスに、今秋発売予定の標準モデルiPhone 16と同じ手法を採用する可能性が浮上しています。
中国のSNS「Weibo」で活動するリーカー「Fixed Focus Digital」氏によれば、iPhone SE 4の背面パネル製造プロセスは、今年9月に発売予定のiPhone 16標準モデルと「まったく同じ」とのことです。iPhone SE 4は来春の発売が予想されています。
この最新情報は、AppleがiPhone 14の筐体を改良してiPhone SE 4の基礎にするという以前の噂に疑問を投げかけています。2023年11月、Appleの製造プロセスに近い情報源から、iPhone SE 4の寸法がiPhone 14の基本モデルと「完全に一致する」との情報が出ていました。
この変更の理由は明確ではありませんが、iPhone 14の生産が終了に向かう中、より安価なSEモデルに新しい背面筐体プロセスを採用することで、生産時のスケールメリットを実現しようとしている可能性があります。
また、この情報は第4世代iPhone SEのカメラシステムの変更を示唆しているかもしれません。以前の噂では、iPhone SE 4は48メガピクセルの単一リアカメラを搭載し、デザイン変更に対応するためにカスタムバックプレートを使用するとされていました。
一方、iPhone 16モデルでは、iPhone 15の対角レンズ配置から縦型カメラレンズ配置への変更が計画されています。この新しい配置により、標準iPhone 16モデルでVision Pro用のスペーシャルビデオ撮影が可能になると予想されています。iPhone SE 4が同じバックプレートを採用するということは、同じデュアルカメラ設定を搭載する可能性を示唆していますが、これを裏付ける具体的な噂はまだ聞かれていません。
Appleは、多くのアップグレードが噂される第4世代iPhone SEの価格を80,000円（$500）未満に抑えることを目標としているとされています。Touch IDとホームボタンはFace IDとディスプレイノッチに置き換えられ、ディスプレイサイズは4.7インチから6.1インチに拡大されます。その他、USB-CポートやActionボタンの搭載も予想されています。
第3世代iPhone SEは2022年3月に発売されており、Appleのフラッグシップモデルの最新機能を一部取り入れた新モデルへの需要が高まっていると考えられます。
iPhone SE 4に関する詳細情報は、今後も随時更新される見込みです。