Apple Music、YouTube Musicへのプレイリスト直接エクスポートが可能に

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Apple Musicからの移行がより簡単になりました。Appleが新たなツールを導入し、プレイリストをGoogleのサービスにエクスポートできるようになったのです。

音楽ストリーミングサービスの質は日々向上していますが、サービス間の乗り換えは依然として面倒な作業です。お得な料金プラン、値上げ、あるいは単に新しいサービスを試してみたいという理由で乗り換えを考えても、全てのプレイリストやライブラリを手動で再作成する手間を思うと、多くの人が現状維持を選んでしまいます。

そんな中、なんとAppleが公式ツールをリリースし、Apple Musicのプレイリストを他のサービスに転送できるようになったのです。

今週公開された新しいサポートドキュメントで、AppleはこのプレイリスドキュメントをYouTube Musicに「コピー」できる転送ツールの詳細を説明しています。このツールはApple Music上のデータを削除することなく、わずか数分で作業を完了します(ただし、転送するデータ量によっては時間がかかる場合もあります)。

転送プロセスから除外されるコンテンツには、Apple Musicにアップロードした音楽ファイル、所有していないコラボレーティブプレイリスト、共有プレイリスト、キュレーションされたプレイリストが含まれます。

Appleは転送可能なコンテンツについて、以下のように説明しています。

具体的には?

・自分で作成したプレイリスト(所有しているコラボレーティブプレイリストを含む)のみが転送されます
・ 音楽ファイルは転送されません
・ 非コラボレーティブの共有プレイリストやキュレーションされたプレイリストは転送されません
・ Apple Musicのプレイリストを整理しているフォルダは転送されません
・ プレイリストにはYouTube Musicで利用可能な楽曲のみが含まれます。ポッドキャスト、オーディオブック、ユーザーがアップロードしたオーディオファイルなどは転送されません

転送プロセスは、Appleの新しい「データとプライバシー」ページで行われます。ここでサインインし、「データのコピーを転送する」オプションを選択します。その後、YouTube Musicアカウント(Googleアカウント)に直接サインインして転送を完了します。Android Policeの報告によると、このプロセスでAppleにGoogleアカウントへのアクセス許可を与える必要があるそうです。

この仕組みは、2024年7月に導入されたiCloudの写真や動画をGoogle Photosに移動するオプションと非常によく似ています。

このツールの登場で、音楽ストリーミングサービス間の移行がより簡単になりそうですね。AppleがGoogle製品との連携を強化している点も興味深いです。ユーザーにとっては選択肢が増え、より自由にサービスを選べるようになりそうです。

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