Pixel 9の新機能、古いPixelでも使える?Auto FrameとReimagineの拡張に期待

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Googleの最新スマートフォン「Pixel 9」シリーズで華々しくデビューした新機能が、実は過去のPixelモデルでも使えるようになるかもしれない。そんな驚きの可能性が、最近のアプリコード解析で明らかになった。

この意外な発見をしたのは、技術系メディア「Android Authority」と、ソフトウェア開発者として知られる「AssembleDebug」だ。彼らが「Googleフォト」アプリのコードを丹念に調べた結果、興味深い事実が浮かび上がってきた。

話題の中心となっているのは、「Auto Frame」と「Reimagine」という2つの機能だ。Auto Frameは写真の構図を自動で最適化してくれる優れもの。一方、Reimagineは AIの力を借りて既存の写真を魔法のように変身させる、まさに「再想像」のための機能だ。当初は、これらがPixel 9の専売特許だと思われていた。

ところが、どうやらGoogleの考えは違うようだ。

Android Authorityの報告によると、Googleフォトアプリには3つのバージョンが存在するという。1つは一般的なAndroidデバイス用、もう1つは2021年から2023年に発売されたPixel用、そして最後がPixel 9シリーズ用だ。

ここで注目すべきは、2021年から2023年モデルのPixel向けアプリ(バージョン6.99)にも、Auto FrameとReimagineに関連するコードが見つかったことだ。これは、Google が過去のモデルにも新機能を提供する計画を立てている可能性を強く示唆している。

つまり、以下のモデルが恩恵を受ける可能性があるわけだ:

  • Pixel 6シリーズ(2021年発売)
  • Pixel 7シリーズ(2022年発売)
  • Pixel 8シリーズ(2023年発売)

しかし、ここで一つ注意が必要だ。Pixel以外のAndroidデバイス向けアプリには、これらの機能のコードが見当たらない。このことから、Auto FrameとReimagineは、少なくとも当面の間はPixel専用機能として維持される可能性が高い。

この発見は、スマートフォン業界に少なからぬ波紋を投げかけそうだ。新機能を過去のモデルにまで提供するというのは、決して当たり前のことではない。多くのメーカーが新機能を最新モデルの売りにする中、Googleのこの動きは、ユーザーフレンドリーな姿勢として評価される可能性がある。

とはいえ、これはあくまでコード解析に基づく推測だ。Googleからの正式発表はまだない。実際に機能が提供されるかどうか、されるとしていつになるのか、そういった詳細はまだ不明だ。

今回の発見を受けて、多くのPixelユーザーが今後のアップデートに期待を寄せているはずだ。同時に、他のAndroidスマートフォンメーカーの動向にも注目が集まりそうだ。

技術の進化とユーザー体験の向上。その狭間でGoogleがどのような選択をするのか、今後の展開が非常に興味深い。我々も引き続き、この話題から目が離せそうにない。

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