Huawei、世界初の三つ折りスマートフォン「Mate XT」を発表へ – 価格は約35万円か

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Huaweiが、世界初となる三つ折り式スマートフォン「Mate XT」を9月10日に発表する予定であることが明らかになった。業界関係者によると、その価格は16,888元(約33万7,760円)になる可能性が高いという。

Mate XTは「Z」字型の折りたたみ機構を採用し、展開時には大画面タブレットとして、折りたたみ時にはポケットに収まるコンパクトなサイズになるとされている。この革新的なデザインにより、携帯性と使用性の両立を図っている。

折りたたみスマートフォン市場は2018年にRoyale社が最初のモデルを発表して以来、Samsung、Xiaomi、vivo、Googleなど多くのメーカーが参入し、急速に成長している。Huaweiの三つ折りモデルは、この競争をさらに加速させる可能性がある。

価格については、約33万7,760円という予想が出ているものの、以前には約58万8,000円(4,000ドル)という噂も出ていた。最終的な価格設定は、9月10日の正式発表を待つ必要がある。

業界アナリストは「この革新的なデザインには高い製造コストがかかるため、価格は必然的に高くなる」と指摘する一方で、「競合他社も類似モデルの開発を進めており、将来的には価格競争が激化する可能性がある」と分析している。

日本市場においては、Huaweiのスマートフォンは現在販売されていないが、この三つ折りモデルが登場すれば、再参入の足がかりになる可能性もある。ただし、米国の制裁措置の影響や、Google製アプリが使用できないなどの課題もあり、日本での展開については不透明な部分が多い。

スマートフォン業界の専門家は「三つ折りスマートフォンは、タブレットとスマートフォンの境界線をさらに曖昧にする可能性がある。ただし、耐久性や実用性の面で課題も多く、一般消費者への普及にはまだ時間がかかるだろう」と述べている。

Huawei Mate XTの詳細なスペックや具体的な発売時期については、9月10日の発表イベントで明らかになる見込みだ。

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