OnePlus 13が中国市場で驚異的なスタートを切りました。10月31日の発売以来、わずか30分で10万台を突破。OnePlusのフラッグシップモデルとして新記録を樹立しています。
「値上げしても売れる」その理由
今回のOnePlus 13は、前モデルから価格を引き上げて発売されました。12GB+256GBモデルの価格を見てみると:
- OnePlus 12:4,299元(約8.6万円)
- OnePlus 13:4,499元(約9万円)
この値上げについて、OnePlus China社長の李傑氏は興味深いコメントを残しています。「スマートフォンの使用サイクルが長くなり、買い替え頻度が下がる中、品質向上のための価格上昇は、むしろ価値として受け入れられています」とのこと。
値上げの背景には、以下のような要因があるようです:
- Snapdragon 8 Eliteチップの製造コスト上昇
- メモリとストレージ価格の高騰
- 全体的な製造コストの増加
「極端な価格設定ではなく、合理的で標準的な価格戦略を採用している」と李氏は説明します。ただし、同じSnapdragon 8 Eliteを搭載するiQOO 13は値上げを見送っており、各社の戦略の違いが興味深いところです。
グローバル市場への展開も
OnePlus 13シリーズは、今後グローバル市場にも展開される予定です:
- OnePlus 13:2025年1月にグローバルデビューか
- OnePlus 13R:同じく2025年1月に登場予定
- OnePlus Ace 3:12月発表予定(Snapdragon 8 Gen 3搭載)
特にOnePlus Ace 3は、グローバル市場ではOnePlus 13Rとしてリブランディングされる可能性が高いとされています。
好調な滑り出しを見せたOnePlus 13。値上げにもかかわらず、中国市場での高い支持を得られたことは、製品の魅力の高さを物語っています。日本を含むグローバル市場での展開も控えており、今後の動向が注目されます。
新情報が入り次第、続報をお伝えしますので、お楽しみに!
(スマガジェ編集部)