こんにちは、スマガジェです。2024年も後半に差し掛かり、各メーカーから続々と新型スマートフォンが発表されています。
今回は、2024年に発表された(または発表予定の)ハイエンドAndroidスマートフォンについて、最新情報を網羅的にまとめてお届けします。日本での発売が期待される機種も多数ありますので、スマートフォン選びの参考にしてください。
Xiaomi MIX Fold 4:軽量化を実現した横折りスマートフォン
7月19日に中国で発表されたXiaomi MIX Fold 4は、同社の最新折りたたみスマートフォンです。
主な特徴:
- 内側ディスプレイ:7.98インチ AMOLED(2488×2224)
- 外側ディスプレイ:6.56インチ AMOLED(2520×1080)
- Snapdragon 8 Gen3搭載
- クアッドカメラシステム(50MP + 12MP + 50MP + 10MP)
- 5100mAhバッテリー、67W有線/50Wワイヤレス充電
項目 | スペック |
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OS | Android (Xiaomi HyperOS) |
内側ディスプレイ | 7.98インチ AMOLED (2488×2224) |
外側ディスプレイ | 6.56インチ AMOLED (2520×1080) |
SoC | Snapdragon 8 Gen3 |
RAM | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
カメラ | リア:50MP+12MP+50MP+10MP、フロント:16MP |
バッテリー | 5100mAh |
サイズ | 73.1/143.3×159.37×9.47/4.59(D) mm |
重量 | 226g/228g |
価格は8999元(約19.8万円)からとなっています。残念ながら日本での発売予定は今のところありません。
Samsung Galaxy Z Fold6:Galaxy AIを搭載した横折りスマートフォン
7月10日に発表されたSamsung Galaxy Z Fold6は、同社の最新横折りスマートフォンです。
主な特徴:
- 内側ディスプレイ:7.6インチ AMOLED(2160×1856)
- 外側ディスプレイ:6.3インチ AMOLED(2376×968)
- Snapdragon 8 Gen3 for Galaxy搭載
- トリプルカメラシステム(50MP + 12MP + 10MP)
- 4400mAhバッテリー、25W有線充電
項目 | スペック |
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OS | Android 14 (One UI) |
内側ディスプレイ | 7.6インチ AMOLED (2160×1856) |
外側ディスプレイ | 6.3インチ AMOLED (2376×968) |
SoC | Snapdragon 8 Gen3 for Galaxy |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
カメラ | リア:50MP+12MP+10MP、フロント:4MP/10MP |
バッテリー | 4400mAh |
サイズ | 153.5(W)x132.6(H)x5.6(D) mm |
重量 | 239g |
日本でのSIMフリーモデルの価格は249,800円からとなっており、7月31日に発売予定です。
REDMAGIC 9S Pro:オーバークロック版Snapdragon 8 Gen3搭載のゲーミングスマートフォン
7月3日に中国で発表されたREDMAGIC 9S Proは、ゲーマー向けの高性能スマートフォンです。
主な特徴:
- 6.8インチ AMOLED ディスプレイ(2480×1116)
- オーバークロック版Snapdragon 8 Gen3搭載
- デュアルカメラシステム(50MP + 50MP)
- 6500mAhバッテリー、80W急速充電
項目 | スペック |
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OS | Android (REDMAGIC OS9.0) |
ディスプレイ | 6.8インチ AMOLED (2480×1116) |
SoC | Snapdragon 8 Gen3 OC |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB/512GB |
カメラ | リア:50MP+50MP、フロント:16MP |
バッテリー | 6500mAh |
サイズ | 76.35(W)×163.98(H)×8.9(D) mm |
重量 | 229g |
中国での価格は4799元(約10.6万円)からとなっています。日本での発売も予定されていますが、詳細は7月16日に発表される予定です。
Sony Xperia 1 VI:望遠カメラを強化したハイエンドモデル
5月15日に発表されたSony Xperia 1 VIは、カメラ性能を大幅に強化した最新フラッグシップモデルです。
主な特徴:
- 6.5インチ AMOLED ディスプレイ(2340×1080)
- Snapdragon 8 Gen3搭載
- トリプルカメラシステム(48MP + 12MP + 12MP)
- 5000mAhバッテリー、ワイヤレス充電対応
項目 | スペック |
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OS | Android |
ディスプレイ | 6.5インチ AMOLED (2340×1080) |
SoC | Snapdragon 8 Gen3 |
RAM | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB |
カメラ | リア:48MP+12MP+12MP、フロント:12MP |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 約74(W)x162(H)x8.2(D) mm |
重量 | 192g |
日本でのSIMフリーモデルの価格は19万円前後からと予想されています。NTTドコモ、au、SoftBankからもキャリアモデルが発売される予定です。
vivo X100 Ultra:200MP望遠カメラを搭載したハイエンドモデル
5月13日に中国で発表されたvivo X100 Ultraは、強力なカメラシステムを特徴とするハイエンドモデルです。
主な特徴:
- 6.78インチ AMOLED ディスプレイ(3200×1440)
- Snapdragon 8 Gen3搭載
- トリプルカメラシステム(50MP + 50MP + 200MP)
- 5500mAhバッテリー、80W有線/30Wワイヤレス充電
項目 | スペック |
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OS | Android 14 (OriginOS 4) |
ディスプレイ | 6.78インチ AMOLED (3200×1440) |
SoC | Snapdragon 8 Gen3 |
RAM | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
カメラ | リア:50MP+50MP+200MP、フロント:50MP |
バッテリー | 5500mAh |
サイズ | 75.57(W)×164.7(H)×9.23(D) mm |
重量 | 229g |
中国での価格は6499元(約14.3万円)からとなっています。日本での発売予定は今のところありません。
ASUS Zenfone 11 Ultra:大画面ハイエンドモデル
3月14日に発表されたASUS Zenfone 11 Ultraは、大画面と高性能を両立したハイエンドモデルです。
主な特徴:
- 6.78インチ AMOLED ディスプレイ(2400×1080)
- Snapdragon 8 Gen3搭載
- トリプルカメラシステム(50MP + 13MP + 32MP)
- 5500mAhバッテリー、65W有線/15Wワイヤレス充電
項目 | スペック |
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OS | Android 14 |
ディスプレイ | 6.78インチ AMOLED (2400×1080) |
SoC | Snapdragon 8 Gen3 |
RAM | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB |
カメラ | リア:50MP+13MP+32MP、フロント:13MP |
バッテリー | 5500mAh |
サイズ | 76.8(W)×163.8(H)×8.9(D) mm |
重量 | 225g |
海外での価格は999ユーロ(約17.2万円)からとなっています。日本での発売も決定しており、おサイフケータイ(FeliCa)対応モデルが登場する予定です。
Xiaomi 14 Ultra:強力なカメラシステムを搭載したハイエンドモデル
2月22日に発表されたXiaomi 14 Ultraは、ライカとのコラボレーションによる強力なカメラシステムを特徴とするハイエンドモデルです。
主な特徴:
- 6.73インチ LTPO AMOLED ディスプレイ(3200×1440)
- Snapdragon 8 Gen3搭載
- クアッドカメラシステム(50MP + 50MP + 50MP + 50MP)
- 5300mAhバッテリー、90W有線/80Wワイヤレス充電
項目 | スペック |
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OS | Xiaomi HyperOS (Android) |
ディスプレイ | 6.73インチ LTPO AMOLED (3200×1440) |
SoC | Snapdragon 8 Gen3 |
RAM | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
カメラ | リア:50MP+50MP+50MP+50MP、フロント:32MP |
バッテリー | 5300mAh |
サイズ | 75.3(W)×161.4(H)×8.49(D) mm |
重量 | 223g |
中国での価格は6499元(約14.3万円)からとなっています。日本での発売も決定していますが、おサイフケータイ(FeliCa)には非対応となっています。
まとめ
2024年のハイエンドAndroidスマートフォン市場は、折りたたみスマートフォンの進化や、カメラ性能の向上、AI機能の強化など、多様な展開を見せています。特に注目したいのは、各社がAI機能の強化に力を入れている点です。
日本市場では、SamsungのGalaxy Z Fold6やSonyのXperia 1 VI、ASUSのZenfone 11 Ultraなど、一部の機種の発売が決まっています。一方で、Xiaomiやvivoなどのブランドは、一部モデルの日本発売を開始していますが、全てのモデルが日本市場に投入されるわけではありません。
スマートフォン選びの際は、単純なスペック比較だけでなく、実際の使用感やソフトウェアの使いやすさ、カメラ性能、バッテリー持続時間なども重要な要素となります。
また、日本特有のサービスであるおサイフケータイ(FeliCa)対応の有無も、多くのユーザーにとって重要な選択基準となるでしょう。
各機種の詳細なレビューにも注目しつつ、自分のニーズや使用スタイルに合ったスマートフォンを選んでいただければと思います。
スマガジェ編集部では、今後も最新のスマートフォン情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてください。